長期優良住宅の申請について。
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2017/03/04
こんにちは。
子育て安心住宅の木越です。
今年は、4年に一度の野球世界一を争うWBCが開催されるのでとても楽しみです。
最近は開催前の練習試合が放送されたりしているのでそれを見ているだけで楽しいので、
本番が始まったら一体どれだけ楽しいんだろう・・・と、身震いしております!
今回は前回逃してしまった世界一を是非奪還して欲しいです!
さて、今回はQ&Aコーナーです。こんなことが稀に起きているそうです。
<今回のクエッション>
長期優良住宅の認定を受けられない?
こんな場合、どこまで損害賠償を請求できるのでしょうか?
住宅会社と契約の際、長期優良住宅の認定の有無を聞かれたので、
費用がかかることも説明を受けた上で認定をお願いしました。
ところが、引越し後に認定書をもらえなかったので、担当営業者に聞いてみると、
長期優良住宅の申請を忘れていたと言われました。
建築後の申請もできないそうです。私としては、長期優良住宅の場合に受けられた税金や住宅ローン減税の優遇分
などを損害賠償として請求しようと思います。いかがでしょうか?
<アンサー>
長期優良住宅に関しては、最近相談が増えています。
まず、契約書で長期優良住宅の認定に関して、申請することが確認されれば、
住宅会社は責任を取らなければならないと思われます。
契約書等の書面で確認できなければ、住宅会社は知らない、聞いてないと言いかねません。
そうなったら、水掛け論になり、結局書面に残っていることが有効となってしまう危険があります。
損害賠償金については、現実に生じた損害が賠償の範囲となります。
優遇されなかった税金相当額や受取れなくなった補助金相当額のほか、
長期優良の認定を得られなかったことによる不動産価値の下落分などが損害賠償の範囲に入るでしょう。
以上になります。改めて契約書というものはとても強い効力を発揮するものです。
何か約束事をする場合は必ず契約書に記載をしてもらう事をオススメします。