耐力面材とは
2026/07/11
子育て安心住宅のブログを見ていただきありがとうございます。
今回は新築で昨今よく使われている耐力面材について書いてみたいと思います。
書きの画像のグレーの壁が耐力面材が張られている状態です。

昨今では地震や台風などの大きな力から家を守るために「耐力面材(たいりょくめんざい)」という建材が使われています。耐力面材とは、柱や梁(はり)、土台などで組み立てた骨組みに板状の材料を張り付け、建物全体の強度を高めるための材料です。昔の木造住宅では、筋交いと呼ばれる斜めの木材で建物を支える方法が一般的でしたが、現在では筋交いに加えて耐力面材を使用する住宅が多くなっています。弊社ではタイガーEXハイパーという名前の耐力面材」を標準採用しております。
耐力面材の役割は、地震や強風によって建物に横から力が加わったとき、その力を建物全体に分散させることです。
例えば、段ボール箱は開いた状態では簡単に変形しますが、四方をしっかりと板で囲むと強くなります。住宅も同じように、壁全体を面で支えることで、ねじれや変形を抑えることができます。
そのため、建物の耐震性や耐風性を高めるうえで、とても重要な役割を果たしています。
耐力面材にはさまざまな種類がありますが、その中でも多くの新築住宅で採用されているのが「タイガーEXハイパー」です。タイガーEXハイパーは、吉野石膏株式会社が開発した耐力面材で、石こうを主な材料としてつくられています。一般的な木質系の耐力面材とは異なり、耐震性だけでなく、防火性や防水性、防カビ性にも優れていることが特徴です。
タイガーEXハイパーは、地震や台風などで建物に大きな力が加わった際にも、壁全体で力を受け止めて分散させるため、高い耐震性能を発揮します。また、石こうを主成分としているため燃えにくく、万が一火災が発生した場合でも火が広がるスピードを抑える効果が期待できます。さらに、防水性にも配慮されており、施工中に多少の雨に濡れても性能が低下しにくいようにつくられています。そのため、工事中の急な天候の変化にも対応しやすい材料です。
さらに、湿気によるカビの発生を抑える性能も備えているため、建物を長持ちさせることにも役立ちます。もちろん、住宅全体の耐久性は換気や防水工事なども重要ですが、耐力面材そのものが高い性能を持っていることで、より安心できる住まいづくりにつながります。
ただし、タイガーEXハイパーだけを使えば絶対に安全というわけではありません。
住宅の耐震性能は、基礎や柱、梁、金物、耐力面材などがバランスよく施工されて初めて十分な性能を発揮します。そのため、設計どおりに丁寧な施工が行われることが非常に大切です。
柱などの位置も規格の寸法でバランスよく配置されていることが結果的に地震に強い住宅につながります。特殊な寸法にしてしまうと柱の位置も変わってしまう恐れがあるためやみくもに規格の寸法を変更することはおすすめできないといえます。
耐力面材は完成後には壁の中に隠れてしまうため、普段目にすることはありません。
しかし、家族が長く安心して暮らせる住まいを支える重要な建材の一つです。
特にタイガーEXハイパーは、耐震性だけでなく、防火性や防水性なども兼ね備えた高性能な耐力面材として、多くの新築住宅で採用されている信頼性の高い建材です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
子育て安心住宅 水野