やわらかな印象を与える丸い窓が、外観のアクセントになった住まいです。
深い軒がある玄関ポーチは、自転車やベビーカーを置くスペースとしても活用でき、子育て世代の暮らしに寄り添った設計となっています。
実用性とデザイン性を兼ね備えた外観は、日々の暮らしをより快適に、心地よく演出してくれます。
深い軒が特徴的な玄関ポーチは、雨の日でも濡れずに出入りできる安心のつくり。
家族が多いと、靴の脱ぎ履きや荷物の出し入れに時間がかかるものですが、しっかりと軒のある空間が、そのひとときを快適にしてくれます。
自転車やベビーカーを置くスペースとしても活用でき、6人家族のにぎやかな暮らしをしっかり支える、実用性の高い設計です。
キッチンとダイニングを横並びに配置した、家事動線の良い間取りです。調理中も家族との会話がしやすく、配膳や片付けもスムーズに行えます。
キッチンのカウンター側は収納になっており、散らかりやすい小物類もすっきりと片付きます。使い勝手を大切にしながら、見た目の美しさにもこだわった設計です。
天井には木目の折下げ天井を採用し、空間にあたたかみをプラス。やわらかく照らす間接照明が、家族の団らんの時間をやさしく包み込みます。
一段下がったダウンフロアのリビングは、空間に奥行きと落ち着きをもたらし、家族が自然と集まる心地よい場所に。床の高さに変化をつけることで、同じ空間の中にもさりげない“こもり感”が生まれ、くつろぎの時間をより豊かに演出します。
印象的な丸窓からはやわらかな光が差し込み、空間にやさしいアクセントを添えています。
リビングの一角には、家族が自由に使えるスタディースペースを設けました。背面には明るい水色のアクセントクロスを採用し、集中しやすく、気分も前向きになるようなデザインに。
お子さまの宿題や読書、大人のワークスペースとしても活躍する場所ですが、ロールスクリーンを下ろせば、空間は一変。
スクリーンにプロジェクターを投影して、リビング全体がシアタールームに早変わりします。
暮らしの中で「学ぶ」と「楽しむ」を両立できる、多目的で遊び心のある空間です。
リビングの一角に設けた、さりげないマガジンラック。
お気に入りの雑誌や絵本をディスプレイしながら、空間に温かみを添えるインテリアのひとつ……と見せかけて、実はこの壁、もうひとつの顔を持っています。
マガジンラックのように見えていたのは、隠し扉。
扉を開けると、その奥には落ち着いた書斎スペースが現れます。
家族と過ごす時間を大切にしながら、自分だけの静かな時間も確保できる。そんな遊び心と実用性を兼ね備えた空間づくりの一例です。
玄関を開けるとまず目に入るのは、壁にちょこんと設けられたハート形のニッチ。
中のクロスは淡いピンク色で仕上げ、空間全体にやさしい可愛らしさを添えています。
家に帰るたび、ちょっと嬉しい気持ちになれる。そんな小さな“ワクワク”を詰め込んだ、住まいの顔にふさわしいディテールです。