地盤改良中の現場
現場progress基礎工事未分類
2019/04/07
こんにちは!
工務部の水野です。
今回は地盤改良についてのブログになります。
ご紹介する工法の名前はスーパージオ工法といいます。
なんかかっこいい名前ですよね。
一般的な地盤改良ですと柱状改良や鋼管杭、表層改良などがございますが、
地盤の状態によってはそれらの工法が難しい場合もございます。
例えば改良機が入れないような狭小地やガラや基礎の残りなどの不確定な障害物がある時などです。
そのような場合の時に使える改良方法です。
スーパージオ工法は、家の重量と同等の地盤を抜き取ることで負荷を軽減し、不同沈下を防ぎます。
そのかわりにスーパージオ材と呼ばれるを組み立てて敷き詰めて砕石で埋め戻し、
、地盤を軽くし、建物の支持力を確保する置換工法です。
こちらの写真の黒い材料がスーパージオ材です。
こちらがスーパージオ材をセットし埋め戻す前の状態です。
土の重さってあまり考える機会が少ないとは思いますが、土質にもよりますが1㎥あたりおよそ1800kgもあるんです!
これに対してスーパージオ材は1㎥70kgとのことで、全然重さが違いますね。
材料は環境に配慮された再生オレフィン系プラスチックという物を使用していて、耐酸性・耐アルカリ性に優れ微生物による劣化がなく、
環境もホルモンの問題も無いとのことです。
また地震により液状化が起こってしまった場合に生じた水のみをスーパージオ材の中に一時的に保水し、
揺れが止まったら地中へ戻すため、液状化対策にもなります。
土地に何か弊害があり地盤改良でお悩みの方は検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました。