フラット35の機構団信と民間の生命保険、どっちがお得?
家づくり相談室家づくりのお役立ち情報
2017/03/07
家を購入するときに、住宅ローンを使う方は多くいらっしゃっると思います。
一般的に住宅ローンを組むときには生命保険に加入が義務になっています。
なぜならば、住宅ローンを組んだ方が死亡した場合、ご遺族にはローンが残らないように、
掛けた生命保険で返済をするためです。
この生命保険の保険料は、民間の金融機関であれば、通常金利の中に含まれています。
ただ、フラット35の場合は任意です。
しかも年払いで住宅ローンを組んだ人が保険料を負担します。
ここで、自分で負担をするのであれば、民間の生命保険に加入するという考えも浮かんできます。
【フラット35の機構団信】と【民間の生命保険(収入保障保険)】で比べてみましょう。
30歳男性が3000万円を35年、元利均等返済で借りた場合の比較
金利1.12%フラット35の機構団信に加入した場合の保険料支払い総額は204万円。
民間の生命保険の収入保障保険に加入した場合の支払い総額は143万円。
機構団信と民間の収入保障保険の差は61万円になります。
単純に金額だけの計算だと、民間の収入保障保険がお得となります。
ただ、保障の内容がすべて一緒とは限りません。
機構団信は8大疾病や失業保障等に対応する商品も扱っています。
民間の収入保障保険に至っては、数多くのものがあると思います。
しっかりと調べたうえで、比較をして、ご自身にあったものを選んでくださいね。